PHIL SHELDON

『MARVELS』よりフィル・シェルダン


ヒーローたちの姿に魅せられ、
数十年間、撮り続けているフリーのカメラマン。
戦中はヨーロッパに特派員として、ヒーローの活躍を撮り、
戦後はグエン・ステーシーの死、ギャラクタスの来襲など、
図らずも歴史の目撃者となる。
著書は、ヒーローたちの写真をまとめた『MARVELS』。
ジェイムソンとも面識があり、
ピーター・パーカーの活躍がちょっと気に入らない。
眼帯は戦前、ヒューマントーチとサブマリナーの戦いを撮影している最中に、
飛んできた瓦礫で潰してしまった。


実は、数年前まで、全くアメコミに興味がなかった。
弟が『ダークナイト・リターンズ』や『ヘルボーイ』を買ってきても、
読んだだけで、特にそれ以上は進まなかった。
５年ほど前、『WATCH MEN』が読みたくなり、そこから一気に買えるアメコミを集めはじめる。
そこで、『WATCH MEN』を読む以前に衝撃を受けたのが『MARVELS』
アレックス・ロスの絵もさることながら、
歴史と社会を絡ませて、ヒーローたちを現実のものとして描いている物語に魅せられた。
アメコミはこんなことができるのか、と初めて認識する。
そんなわけで、最初から作ろうと想っていたキャラ。
眼帯描いただけだけど、結構お気に入り。
今までの写真を撮っているのも彼（笑）


本→『マーヴルズ (Marvel super comics (No.046))』