ALAN QUATERMAIN

アラン・クォーターメイン


『THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN』よりアラン・クォーターメイン


イギリスを代表する大冒険家……だったのは、過去の話。
今では、中東の街で阿片中毒。
英国の危機にミナに見つけだされ、怪人同盟へ。
すっかり覇気のない阿片中毒者のくせに、プライドだけは高く、
ミナの尻に敷かれているのが我慢ならない。しかし……


わしはアラン・クォーターメイン。通称ヤク中。
自慢の象撃ち銃に、敵はみんなイチコロじゃ。
ハッパふかして、アラブ人から火星人まで、何でも撃ち抜いてみせるぞ。


『THE LEAGUE OF EXTRAORDINARY GENTLEMEN』はみんな好きなんだけど、
中でもクォーターメインが一番好きかも。
年老い、阿片中毒になり、愚痴っぽくなっているにもかかわらず、
プライドだけは高く、マッチョだった頃の思い出を忘れられずに、
役にも立たない巨大な象撃ち銃をいつも持ち歩く。
ウーマンリブミナに命令
されることを苦々しく思う一方、
彼女の傷跡萌えするというステキなキャラクター造型。
象撃ち銃はフロイト的解釈可能?(笑)


映画ではショーン・コネリーが演じている。
彼がやること自体は別にいいんだけど、
その設定はただの引退した冒険家。
あれじゃ、普通に年取ったインディか007という感じ。
マッチョスターだった彼にこそ、
このダメダメ老紳士をやって欲しかったんだけどなぁ。


元ネタはH・R・ハガードの『ソロモン王の洞窟 (創元推理文庫 518-1)』や『二人の女王 (創元推理文庫 518-3)
の主人公、アラン・クォーターメイン
インディ・ジョーンズの原型だから、ショーン・コネリーが演じたのかな。


これは珍しく、全て既製品のみで作製。
顔は多分侍シリーズ辺りのフェイス。
体はそのまま冒険シリーズ。
ちょっと凛々しくなりすぎちゃった(笑)


→『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン (Vol.1) (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ)』、『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン (続) (JIVE AMERICAN COMICSシリーズ―America’s best comics)』、『リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた闘い [DVD]